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初梅(はつうめ)は日本海軍の駆逐艦。仮称4815号艦、橘型(改松型)駆逐艦14番艦として舞鶴海軍工廠で建造され、日本海軍駆逐艦の中で最後の竣工となった。 艦名は「その年初めて開いた梅、また、咲いてまもない梅の花」(聯合艦隊軍艦銘銘伝p458)のこと。 == 艦歴 == 竣工後はそのまま舞鶴で訓練、待機し、6月28日舞鶴付近で敵機の攻撃を受け損傷した。7月30日、小浜湾で触雷し着底した「榎」の救援中、小浜で3回にわたり空襲を受け損傷、そのまま舞鶴で終戦を迎えた。10月5日除籍。12月1日特別輸送艦に指定され、復員輸送に従事。その後、賠償艦として1947年(昭和22年)7月6日に、上海で中国に引渡され、接三号と仮命名された後、信陽(シンヤン)と正式に命名された。 「信陽」は艦の状態がよく、日本軍が残した12センチ砲2基などで再武装して中華民国海軍海防第一艦隊に編入された〔田村, 138ページ〕。国共内戦中の1949年(昭和24年)4月22日に長江を脱出して台湾に到着。「信陽」の修理の際には、状態が悪く早期に解体された同型艦「華陽」(「蔦」)の部品が流用された〔田村, 140ページ〕。1955年(昭和30年)には5インチ単装砲2基などアメリカ海軍制式の兵装に換装された。その後は、金門島を巡る小競り合いに際して哨戒などの任務に就いた。「信陽」は1961年(昭和36年)12月1日に除籍され解体された〔田村, 139ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「初梅 (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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